koyomi べジンジャーズ

2024.03.15

_Branding



「群馬県のオーガニック野菜から生まれたスーパーヒーロー」

群馬県産オーガニック野菜を主としたコールドプレスジュースの製造・販売を行っているkoyomi様の新ブランド「べジンジャーズ」のブランド開発とトータルデザインを担当させていただきました。

今回、新しいジュースブランドを立ち上げるにあたり、子どもからお年寄りまで年齢に関係なく健康に向き合いたい人々に寄り添った商品となるように、本商品で仕様される流通規格外となった野菜をモチーフとしたキャラクターたちで、コールドプレスジュースの魅力を伝えていくことをコンセプトに制作を進めました。

先ず、ヒアリングを元に2つのキーワードを摘出し「まっすぐでフェアである」「普遍的で本物でありながらも親しみがある」を軸にブランドを構築していくことを決定しました。そこからアイディア出しやリサーチ・検討を行い、具体的にグラフィックで表現するにあたり「ユーモアがある」「親身になってくれる」「思いやりがある」この3つを感じられる表現を目指していきました。



「より良い変化へ思いを込めて」

ロゴマーク全体の造形にパースをつけることで、広がりのある田園風景(幸せの連鎖・広がり)、水平線・地平線(まっすぐである)を表現しています。また、ストレスのない自然な流れのカタチを意識し、角と丸のハイブリッドなカタチを目指しました。

濁点においては、暦(koyomi)から着想を得て月の満ち欠けを基準とした日本の旧暦「太陰暦」による時間の経過を表現しました。暦の二四節気を基準に農業を行うことや、時間の経過によりkoyomiと共に歩んだお客様が元気でハッピーに変化していくことへの思いも込めています。

ロゴマーク全体を田園風景と捉えると、濁点の部分が空に浮かぶ月とイメージすることもできます。「べ」の満月から始まり「ズ」の満月まで1ヶ月の月の満ち欠けを表し、月の満ち欠けが連続するイメージとなっています。



「不格好でも、キズがあっても、自分らしく輝けること」

本商品で使用される群馬県のオーガニック野菜(流通規格外となった野菜)をモチーフとしたキャラクターたちをデザインしました。

各キャラクター詳細はkoyomiサイトよりご覧ください。



「農家さんと共に旬を紡ぐ」

koyomiのコールドプレスジュースが持つ鮮やかな色彩と商品へのこだわりを詰め込んだリーフレットのデザインを行いました。各農家さんを訪問し、取材や撮影を行い、実際に現場で感じたイメージをアウトプットに活かしていきました。



koyomi色彩暦

群馬県内のパートナー農家から仕入れている野菜・果物の旬の時期をグラフィックで表現しました。

荷物が届いたときのワクワク感を演出するギフトボックスのデザイン

ギフトに想いを添えるメッセージカードのデザイン

ヒーローの存在を伝えるオリジナルステッカーのデザイン


koyomi店舗の黒板アート制作

べジンジャーズの発表に合わせて実店舗の黒板に黒板アートを描きました。

制作の様子をVLOGにまとめました、ぜひご覧ください。




デザイン成果物:ブランド構築のために一貫性のあるデザイン提案(ブランディング)/べジンジャーズロゴマーク/ベジマーク/パッケージ200mLパウチ/パッケージ100mLパウチ/リーフレット 見開きA4サイズ二つ折り/メッセージカード 見開きA6サイズ二つ折り/ギフトボックス(段ボール箱)/koyomi色彩歴2022-2023/キャラクター5体(ポーズ数種、モノクロ用データ等)/ステッカー/商品写真の撮影・編集/農家さんの撮影・編集/黒板アート制作


koyomiウェブショップ

https://koyomi-juice.com






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koyomi(群馬県高崎市)

CD koyomi

AD/D/PH Kosuke Takeuchi