認定NPO法人じゃんけんぽん/複合施設グラフィックデザイン

2026.01.07

_Art Direction / Logo Design  / Sign Design


「地域の誰もが集いつながる場」

今回、群馬県高崎市にオープンした複合施設のカフェロゴマーク、施設サイン、壁画など、施設全体のアートディレクションとグラフィックデザインを担当させていただきました。

多目的室、カフェ、就労支援室が入った建物

介護施設、研修施設が入った建物と元々土地に生えていた木を生かした中庭

道路沿いの大看板



「地域の人が集い、つながりが生まれるCAFE」

カフェを地域のハブとして「地域の方々がじわじわとつながっていく」という思いを込めて、カフェの名前は「Jiwal Cafe じわあるカフェ」と決定しました。複合施設全体のコンセプトである年齢や障害などに関係なく地域の誰もが共生していく場となるように想いを込めてロゴマークのデザインを進めていきました。


Jiwal Cafe ロゴマークのコンセプト

「地域の共生」

 =自然の巡り、営みとの共生をイメージ

 (山に雨が降って、川に流れて、海に出てまた雲になって雨となる...)

「地域の様々な方が集うCAFE」

 =様々なイメージに変化する「手」と「〇〇」

 (手仕事、手作り、手をかざすなど〇〇している手から地域がつながる)

手作り感・手描き感を出すために、指と絵の具を使ってイメージを展開。

造形要素には施設のシンボルである木と上毛三山の山、利根川などの川を含め、施設周辺や群馬県の景色を表現しています。

Jiwal Cafeの運営を行う認定NPO法人じゃんけんぽんの法人ロゴが手をモチーフにしているため、木の幹が手のようにも見える造形としています。(自身が大学生の頃にデザインさせていただいたロゴマークです。)




「様々な人が訪れて集う地域と自然との共生を壁画で表現する」

カフェの外壁を中心に施設全体の壁画制作を行いました。様々な種類の木を描くことで様々な人が集う場所ということを表現し、施設全体に鳥を飛ばすことで施設入口やトイレなどの場所を教えてくれているように施設全体の流れをイメージして構成していきました。

ガラス面はカッティングシートによる施工を行いました。

カフェ入口から並んでいる木々が中庭へとつながっていきます。



「地域の方々が集めたペットボトルキャップで作るトイレサイン」

地域の方々が集う場所、自然の循環や共生をコンセプトとした施設であることから、地域の方々にも施設づくりに参加し循環体験ができるサイン制作を行いました。地域の方々がトイレサインの原料となるペットボトルキャップを集め、洗浄・乾燥し、それらを元に弊社でトイレサインを製作しました。ペットボトルキャップを粉砕、タイル状に成形、レーザーカットの工程はプレシャスプラスチックやアップサイクル製品開発を得意としている株式会社ソリッドラボさんに協力していただきました。サインプレートには木を多用した施設に合わせて国産杉(福井県産)を使用し、ペットボトルキャップを含め地域資源の循環を活かしたデザインとなっています。

ゆるやかにつながる、優しい造形イメージ

人々が集う場所のイメージで「地域とつながる」「混ざり合う」「溶け合う」などアメーバや液体のようなやさしく緩やかな造形イメージで展開していきました。

杉材で製作した施設サイン。サインのデザイン、製作、施工までを一貫して行いました。


壁画制作の様子を動画にまとめました。動画ではデザインの内容とともに壁画制作の様子をご紹介します。動画を通してものづくりの楽しさや地域のつながりをつくることを目的とした今回の複合施設のことを知っていただくキッカケになれば嬉しいです。


デザイン成果物:施設グラフィックのアートディレクション、カフェロゴマークデザイン、施設全体の壁画制作、トイレサインデザイン・製作、施設サインデザイン・製作、カフェ外壁看板デザイン、道路沿い大看板デザイン、カフェショップカードデザイン



client

認定NPO法人じゃんけんぽん

https://www.jankenpon.jp/


Jiwal cafe じわあるカフェ

〒370-3517 群馬県高崎市引間町2−1

https://www.instagram.com/jiwalcafe/


製作協力

株式会社ソリッドラボ

https://solid-lab.jp/

地域の方々が集めたペットボトルキャップを原料としたトイレマークの製作と杉材をレーザー加工した施設サインの製作にご協力いただきました。