温もりのあるファーストスプーン
2014.10
L = 約105mm / 材料 : サクラ / 仕上げ : クルミオイル
「子どもの初めての食事に温もりを」そのような考えから無垢材の食用オイル仕上げでより木の質感に近いスプーンをつくりました。
離乳食が始まった頃は、子どもの小さな口に食べ物を運び入れやすいような角度と、スプーン先の形状は細く、薄く。自分でスプーンを持って食事を始めた時には、握りやすいようにグリップは太めに。離乳食開始〜3歳児くらいを対象としたサイズになっています。
◯こどもでも握りやすい太めのグリップ形状
◯子どもの口に食べものが運びやすよう、先の形状は薄く細めに
◯使ってくれる子どものことを考え、丁寧に制作しています
「 思いを込めて、一つひとつ手作りしています。」
ー オイル仕上げの特徴 ー
- 特 徴 ① -
口に入れても安心な食用オイル仕上げです
オイル仕上げは木部に食用のオイルを浸透させ、仕上げる方法です。ウレタン塗装とは違い耐水性に劣りますが、木そのものの質感を感じることができ、化学物質を含んでいないということが魅力です。
- 特 徴 ② -
オイルはくるみ油を使用しています
木に塗り込むオイルとして適しているものは、くるみ油やえごま油などの植物油のうち乾く油(乾性油:かんせいゆ)です。特にえごま油はもっとも乾燥性が高く、食用としても体の脂肪を燃焼しやすくするα-リノレン酸を多く含む油として注目されています。(メンテナンスには植物性の乾性油であればどの油をご使用いただいても大丈夫です。)
またオリーブオイルによるメンテナンスも可能ですが、乾燥しにくい油(不乾性油)の為、塗り込んでもベタつきが残ります。
- 特 徴 ③ -
心地よく使用するためには、使うことが大切です
毎日使っていると木の変化に気がつきます。オイルが抜けて、だんだんと潤いがなくなり、表面がかさついてきます。そのようなときは木にオイルを与えてください。木に直接オイルを塗り、拭き取ることで、木に潤いが戻ります。
メンテナンスすることも楽しみとして、親子で愛着をもってご使用頂ければと思います。
デザインの詳細についてはコチラへ
BLOG_「子どもの初めての食事に温もりを」
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