デザインのプロセスを体感する

2014.06.22


- 竹で食べる道具づくりWorkshop -

今回のワークショップでは、幼稚園生、小学校低学年、高学年の男の子5人の参加でしたが、全員制作意欲がものすごく、9:00〜お昼をはさんで15:00までずっと集中して制作に取り組んでいました。小学生が一つのことにここまで集中して取り組む姿に、驚くとともに、彼らにものづくりの体験を伝えることができたことを嬉しく思います。

お箸、スプーン、ナイフ、全部作ると意気込んでつくった子、竹一周を鉈で細く割り竹串をたくさんナイフで削り出した子、お箸を丁寧に仕上げた子、ヤスリにはまり磨きを極めた子、それぞれが興味のある部分に対して深く制作ができました。

自分のつくったお箸でニコニコしながらご飯を食べたり、一口食べてはじっくりとお箸を眺めてご飯を食べたり... 普段は無意識に使っている生活の中にあるモノについて、ワークショップを通して参加者それぞれがデザインのプロセスを体感しながら考えるきっかけになればと思います。



◯幼稚園生でもコツをつかめばすぐに鉈が使えるようになりました。

◯皆、長時間集中して制作しました。

◯自分のつくったお箸でお昼ごはん

◯竹でつくったナイフの切れ味はどうかな??

◯自分でつくったお箸をじっくりと使い心地を確かめながらごはんを食べていました。




場所:群馬県前橋市赤城山/おおさる山乃家